サンダーのウエストブルックがトリプルダブル 全29チームから記録

2017年10月29日 16:08

バスケット

サンダーのウエストブルックがトリプルダブル 全29チームから記録
トリプルダブルの「全球団制覇」を達成したウエストブルック(AP) Photo By AP
 NBAの昨季MVP、サンダーのポイントガード、ラッセル・ウエストブルックが28日にシカゴ(イリノイ州)で行われたブルズ戦で28分出場して12得点、13リバウンド、13アシストを記録。個人記録の3部門に2ケタの数字を残すトリプルダブルを、対戦した全球団(29チーム)からマークしたのはウエストブルックがリーグ史上初めてとなった。
 従来の記録はウエストブルック自身とジェイソン・キッド(元サンズ、ネッツほか=現バックス監督)が保持していた28チーム。キッドはセルティクス戦と、自身が7季在籍したネッツ戦では達成していなかった。

 試合は101―69(前半50―31)でサンダーが快勝して3勝3敗。カーメロ・アンソニー(33歳)は21得点、ポール・ジョージ(27歳)も20得点を稼ぐなど、移籍コンビも活躍した。

 昨季史上最多となる42回のトリプルダブルと、オスカー・ロバートソン(元バックス)以来となる史上2人目の“年間トリプルダブル”を達成したウエストブルックは「今季はディフェンスに重点を置いている。勝利に結びつくディフェンスが自分にはできる」と数字には表れない部分での貢献度を強調。しかしアンソニーは「彼は練習でうちのチームにもやっている」と、29チームではなく全30チームを“制覇”したことを笑顔を交えてアピールしていた。

 敗れたブルズは1勝4敗。ドラフト全体7番目に指名されたフィンランド出身のラウリ・マーカネン(20歳)は3本の3点シュートなどで15得点をマークした。2メートル13のマーカネンはデビューから5試合連続で2ケタ得点を記録。平均得点は15・6となっており、新人王争いに加わる気配を見せている。

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