小平単独首位 今季自己最高63「イメージと打った感覚一致」

2017年11月10日 05:30

ゴルフ

小平単独首位 今季自己最高63「イメージと打った感覚一致」
三井住友VISA太平洋マスターズ第1日 11番、ティーショットを放つ小平 Photo By スポニチ
 【男子ゴルフツアー スポニチ後援三井住友VISA太平洋マスターズ第1日 ( 2017年11月9日    静岡県御殿場市 太平洋クラブ御殿場コース=7246ヤード、パー72 )】 賞金ランキング4位の小平智(28=Admiral)が1イーグル、7バーディー、ボギーなしの9アンダー、63をマークして単独首位に立った。63は今季自己最少で、この大会第1ラウンドの最少記録に並ぶ好スコア。小平の首位発進は今季5度目でこの大会では初。トップ杯東海クラシックに続く今季2勝目に向けて好スタートを切った。
 18ホールの大会最少ストローク記録にあと1打と迫る63。それでも浮足立つことはなかった。小平は「ずっと平常心で、浮き沈みなく普通に良かった」と淡々と話した。

 13番で7メートルのバーディーパットを沈めると、第2打を50センチにつけた15番から次々とショットをピンに絡めて4連続バーディー。後半の6番パー5では残り240ヤードから5Wで5メートルに2オンしてイーグル。ゾーンに入ったような状態を「自分のイメージと、打った球が落ちて寄る感覚が一致している」と表現した。賞金王争いのライバル宮里は「かみ合ったらどこまでも行きそうなゴルフ。今一番安定感がある」と評した。

 ペアリングにも恵まれた。同組の宮本とは昨年のブリヂストン・オープン第3日、今年のトップ杯東海クラシック第1、第2日でもラウンドし、いずれも好スコアで回り優勝につなげた。「宮本さんと回るとめちゃくちゃいい。いつも褒めてくれる。今日も“素晴らしいねえ”と。相性が良いので明日も良いスコアが出るんじゃないかな」と白い歯を見せた。

 勝てば前週陥落した賞金ランク1位に再浮上する。前日プロアマに参加した妻でプロゴルファーの古閑美保(35)は帰京したが、優勝争いとなれば最終日に駆けつける予定。夫婦でトロフィーを掲げる機会に備える。

 スタート前は昨年の自身のスコア15アンダーを上回ることを目指していた。しかし、この日だけで9つスコアを伸ばしたため上方修正。「5アンダー、5アンダー、5アンダーでいけば超える。最終目標にしたい」と昨年優勝の松山英樹が出した大会記録23アンダーを標的にした。

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