国学院久我山 抽選で逃した悔しさ晴らす 土屋監督「伸びしろに期待 上の方で勝負できるチームを」

2017年11月12日 16:38

ラグビー

国学院久我山 抽選で逃した悔しさ晴らす 土屋監督「伸びしろに期待 上の方で勝負できるチームを」
<国学院久我山・東京>前半18分 タックルをかわしトライを決める国学院久我山・槇(左) Photo By スポニチ
 第97回全国高校ラグビー大会(12月27日から東大阪市花園ラグビー場)東京都予選は12日、江戸川区陸上競技場で決勝2試合が行われ、第1地区は目黒学院が早稲田実業に38―7(前半19―7)で快勝して4大会ぶり18度目、第2地区は国学院久我山が東京を29―5(前半19―0)と破って2大会ぶり41度目となる全国大会出場を決めた。
 国学院久我山は厳しいディフェンスが光り、昨年の決勝で明大中野と19―19で引き分けながら抽選で花園出場を逃した悔しさを晴らした。自陣に攻め込まれても粘り強い守りで東京のミスを誘い、カウンターで一気に仕留めるなど計5トライをマーク。今季就任した土屋謙太郎監督は「体を張れる子が試合に出られるんだと、1対1のコンタクトは竹内先生(伸光部長、前監督)の時から意識してきた」と説明した。改修のため7月から練習グラウンドが使えず、平日は体づくりや校内の「バスケットコートより狭い場所」(NO8大石康太主将=3年=)で1対1の練習に取り組んだのが、「成長につながったのかな」と土屋監督は話した。

 土屋監督は初めて指揮を執る花園へ向けて「正直、今日のレベルでは西(日本)のトップとの勝負はまだまだと思う」と言いながらも「伸びしろに期待している。上の方で勝負できるチームをつくっていきたい」と都大会準決勝(11月5日)後に全面使用可となった新グラウンドでの成長を誓った。大石主将も「グラウンドが使えない間はモチベーションを上げづらかった。今後はチームとしてもっと質の高いプレーができるようにしたい」と意気込んだ。

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