羽生、全日本選手権回避へ 試合まで2週間も「練習してない」

2017年12月11日 05:30

フィギュアスケート

羽生、全日本選手権回避へ 試合まで2週間も「練習してない」
カナダ・トロントで治療とリハビリに専念している羽生 Photo By スポニチ
 フィギュアスケート男子の羽生結弦(23=ANA)が21日に開幕する全日本選手権(東京・調布)を回避する可能性が高くなった。日本スケート連盟の小林芳子フィギュア強化部長が10日、GPファイナル開催中の名古屋市内で現状を報告。カナダ・トロントで治療とリハビリに専念しており、「痛みがあるため氷上練習はしていない」という本人のコメントを発表した。
 羽生は11月9日のNHK杯の公式練習で転倒し、右足首を負傷。右足関節外側じん帯損傷で「10日間の絶対安静。その後、3〜4週間で元に戻る」と発表されていた。全日本は平昌の最終選考会を兼ねるが、羽生は欠場しても連盟が定める選考基準により選考される見込み。そのため、小林強化部長からは「オリンピックイヤーなので、それを踏まえて出場を話し合いたい」という言葉が2度出た。羽生のコメントが小林強化部長に届いた8日の時点で、試合まで2週間。出場なら急仕上げは明白で、後に響く恐れがある。欠場の場合は、ぶっつけで五輪本番を迎える可能性もある。

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