土佐塾、19大会ぶり初戦突破 SO松原、左足で勝利貢献
2017年12月28日 13:59
ラグビー
「自分たちが1年間やってきたことを信じてやった。歴史を変えられて良かった」
松原は控えめな口調で喜びをかみしめた、。昨年は22―26で青森北(青森)に惜敗。「先輩たちが残してくれたことを生かさないといけないと思っていた」。代が変わってもチームに残っていた悔しさを晴らした。
西村保久監督は「シード校以外とならどことやっても勝負になるように、という目標で1年間やってきた」とチーム力に手応えを感じて聖地に乗り込んできた。6月の四国大会に優勝したことも自信になっていた。今大会の抽選の結果、周囲には“もしかしたら勝てるかもしれない”という空気が漂ったが、それを一刀両断して選手には厳しい言葉を伝え続けた。
「この試合だけにかけろ。前日も10回以上言いました。今日もアップで言いました」
持ち味を出し切っての勝利をし、悲願への機運が高まる。2回戦突破をすれば、チームと県勢初の1大会2勝。元日の3回戦に進む。相手は郡山北工(福島)。SO松原は「みんなで年を越したい」と力を込めた。
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