松山12位 憧れウッズと同組で奮起し復調「今後につながる」

2018年01月30日 05:30

ゴルフ

松山12位 憧れウッズと同組で奮起し復調「今後につながる」
 最終ラウンド、11番で談笑する松山英樹(左)とタイガー・ウッズ Photo By 共同
 【米男子ゴルフツアー ファーマーズ・インシュアランス・オープン最終日 ( 2018年1月28日    米カリフォルニア州ラホヤ トーリーパインズGC南C=7698ヤード、パー72 )】 44位で出た松山英樹(25=LEXUS)は69で回り通算5アンダー、283で12位となった。72だったタイガー・ウッズ(42=米国)は3アンダーの23位。通算10アンダーで3人が並んでプレーオフとなり、ジェーソン・デー(30=オーストラリア)とアレクサンデル・ノーレン(35=スウェーデン)が5ホールを終えて譲らず、日没のため29日に持ち越された。ライアン・パーマー(41=米国)は1ホール目で脱落した。
 憧れのウッズと同組の最終ラウンド。松山が奮い立った。強風の中でこの日最少の69をマーク。「難しいコンディションだったけど、良いスコアで回れた。最終日は今後につながりそう。タイガーと一緒でギャラリーがたくさんいる中でできたのは大きい」と笑みがこぼれた。

 出だしの10番で6メートル、12番は8メートルのバーディーパットを沈めて波に乗った。パー5の18番も第3打を2メートルにつけてスコアを伸ばし、9番パー5はアプローチを寄せてバーディーで締めた。合計パット数は24。「今のパットを固めていければ」とうなずいた。

 課題のショットはフェアウエーを5度しか捉えられず、パーオン率は50%にとどまった。それでも「3日目よりずっと良くなった」と内容には手応えがある。2月1日開幕のフェニックス・オープンは連覇中。「ショットが修正できてパットの好調が続けば3連覇のチャンスはあるかなと思う」と自信をのぞかせた。

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