横審「暴力よくない」指摘 協会の再発防止策に期待

2018年01月30日 05:30

相撲

 【横綱審議委員会 ( 2018年1月29日    東京・両国国技館 )】 横審の複数の委員は定例会合後に取材に応じ、春日野部屋傷害事件など一連の不祥事を巡り「暴力はよくない」として、再発防止への協会の努力に期待する声が上がった。
 委員によると会合では協会側が「ご迷惑をおかけした」と言及。28日に林芳正文部科学相が協会に求めた再発防止に迅速に取り組むと説明があった。

 北村委員長は記者会見で「横審の役目は横綱の問題」としたが、その後の取材に「暴力があるのはよくない。協会も努力もすると思う」と述べた。山内昌之委員(東大名誉教授)は「協会も一致して再発防止に取り組むとのことなので、実現を願っている」と話した。

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