“貴シンパ”錣山親方 副理事落選も14票「意味は大きい」
2018年02月03日 05:30
相撲
しかし、理事選で苦杯をなめた貴乃花親方と同様に、基礎票の少なさは補えなかった。それでも、貴乃花一門8人と無所属3人を加えた11票より、3票多い14票。「一歩を踏み出した意味は大きい」と初出馬を前向きにとらえ、気落ちした様子はなかった。
一方、井筒親方は弟とは対照的に31票を獲得しトップ当選。2期ぶりの副理事に返り咲いた。前回の選挙では玉ノ井親方(元大関・栃東)と同点3位で、決選投票の末に涙をのんだ。その屈辱も晴らし「頑張ります」と意欲。それでも兄弟対決には「複雑な気持ち。(兄弟は)同じ会社にいるもんじゃない。つくづく、そう思います」と、ため息をついた。
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