スマイルジャパン初練習 チームを引き締めた山中監督の熱い言葉

2018年02月05日 19:36

アイスホッケー

スマイルジャパン初練習 チームを引き締めた山中監督の熱い言葉
練習をする藤本那菜(右)ら選手たち Photo By スポニチ
 平昌五輪のアイスホッケー女子日本代表「スマイルジャパン」が5日、本番会場の関東ホッケーセンターで初練習を行った。
 前日(4日)に日本選手団の本隊で現地入り。他競技の選手との交流、写真撮影などで五輪特有のお祭りムードが高まったため、山中武司監督はすぐに動いた。4日、選手村に入村した後のミーティングで「旅行じゃないし、思い出作りでもない!」などと熱く語りかけ、チームを引き締めた。

 98年長野五輪。日の丸を背負った山中監督が「失敗した」と振り返るのは、初戦までの入り方。選手村でNHLのスター選手と写真撮影をしたり、やや舞い上がったところがあった。「僕みたいになってほしくないんで」というのが、厳しい言葉を投げかけた理由だ。特に五輪初出場の選手には心に刺さった言葉だった。

 4年前のソチに続き、2大会連続で主将を務めるFW大沢ちほ(25=道路建設ペリグリン)は、お祭りムードとは無縁。「五輪で一番楽しみにしていることは?」という定番の質問に、「メダルを獲ること。ホッケーをやる以外に楽しみなことはない」と話した。五輪初勝利、そして表彰台へ。10日のスウェーデン戦を見据え、スマイルジャパンが心身のコンディションを上げていく。

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