陵侑“兄のカタキ”7位 チーム最年少21歳が日本勢最高

2018年02月12日 05:30

ジャンプ

陵侑“兄のカタキ”7位 チーム最年少21歳が日本勢最高
競技を終え、ガッツポーズする小林陵 Photo By スポニチ
 【平昌冬季五輪 ジャンプ男子個人ノーマルヒル ( 2018年2月10日 )】 初の五輪代表でチーム最年少の21歳、小林陵侑(土屋ホーム)が10日の個人ノーマルヒル(ヒルサイズ=HS109メートル)で2本とも108メートルを飛び、合計240・8点で7位入賞を果たした。気温マイナス12度。めまぐるしく風が変わり、何度も中断を余儀なくされたが、最後まで集中力を切らさなかった。初の五輪で入賞の快挙に「いい風をもらえたし、落ち着いて自分のジャンプができた」と満足そうに笑った。
 1回目は108メートルをマークし、何度もガッツポーズ。その直後、2回目に進めなかった兄・潤志郎に「カタキをとってくる」と約束し、同じ108メートルで順位を2つ上げた。16年1月のW杯デビュー戦でも今回と同じ7位だった。だが、昨季はW杯にほぼフル参戦しながら、30位以内に入れず、W杯のポイントはゼロに終わった。「あの屈辱は一生忘れません。人生で一番悔しかった」と挫折をパワーに変え、快挙につなげた。17日の個人ラージヒルに向け、「練習から自分のジャンプをしたい」と気合を込めた。

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