OAR、延長の末ドイツ下し金 NHL元MVPカプリゾフ殊勲

2018年02月26日 05:30

アイスホッケー

OAR、延長の末ドイツ下し金 NHL元MVPカプリゾフ殊勲
 OAR―ドイツ 第1ピリオド、攻め込むOARのカプリゾフ(右) Photo By 共同
 【平昌冬季五輪 アイスホッケー男子決勝   OAR4-3ドイツ ( 2018年2月25日 )】 男子決勝が行われ、NHLの元スター選手らを擁したOAR(個人参加のロシア選手)がドイツを延長の末に4―3で下し、金メダルを獲得した。ロシアとして出場した98年長野五輪以来5大会ぶりの決勝に進出したOARは、独立国家共同体(CIS)として参加した1992年アルベールビル五輪以来、7大会ぶりの優勝。1―1で迎えた第3ピリオドに両チームが点を取り合い、OARは残り1分を切ってグセフのゴールで3―3の同点。延長に入ると数的有利なパワープレーを生かし、9分40秒にカプリゾフが決勝点を入れた。
 今大会はNHL選手が不在で、優勝候補の一角に挙げられたOAR。殊勲の得点にカプリゾフは「誰が得点したかは関係ない。重要なのは勝ったこと」と雄叫びを上げた。かつてNHLで最優秀選手に選ばれたコワルチュクは「選手が力を合わせて国のために戦った。最高の気分だ」と満面の笑みで金メダルを首からかけた。

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