貴乃花親方 貴公俊は「そういうことを過去にしたことがない子」「私が精進する気持ちで」

2018年03月20日 11:04

相撲

貴乃花親方 貴公俊は「そういうことを過去にしたことがない子」「私が精進する気持ちで」
大相撲春場所10日目、午前11時52分に役員室に入る貴乃花親方 Photo By スポニチ
 大相撲の貴乃花親方(45=元横綱)が春場所10日目の20日、朝稽古後に京都府宇治市内の宿舎で報道陣に対応。付け人に暴行し、休場となった弟子の十両・貴公俊(20)の様子を明かした。
 貴乃花親方との一問一答は以下の通り、

 ――貴公俊関の様子は?

 「反省しきりです。(今は)ちゃんこ番をやらせてます。出直しです」

 ――まだ若いので、ここからやり直せれば?

 「そうなれるように指導していきます」

 ――貴公俊関はどのように受け止めている?

 「普段そういうことを過去にしたことがない子なので、私の師匠としての行動等で負担をかけたのかなと思います。師匠の私の方が精進しなければならないという気持ちです。師匠の監督、指導をこれまで以上にしていく所存です」

 ――ちゃんこ番にしたのは足元を見つめ直せということ?

 「前相撲からやり直しなさいということです。うちは(力士の)人数が多い方ではないので、全員でやってはいるんですけど、あらためて」

 ――貴源治関に熱心に指導していたが?

 「公俊がこういうことを起こしてしまったということで、少なからず影響があってもおかしくないので、そこを包んであげたいなと」

 ――貴源治関はどう受け止めている?

 「動揺を口にはしませんけど見ては取れますので」

 ――師匠として部屋全体のケアも?

 「そうですね。あらためて私の方が精進するような気持ちにならないといけない、という所存です」

 ――貴ノ岩関の昨日の相撲は気力で取っている感じだった?

 「まさにその通りだと思います。それと、これまでの経験と実績と本場所の土俵に上がりたいという気持ちだと思います」

 ――貴ノ岩関はきょうは朝稽古を休んだ?

 「こればっかりは無理をさせられませんので」

 ――貴景勝関の状態は?

 「景勝も星が上がっていない。昨日もあっさり(土俵を)出てしまった。もう少し踏ん張っていけるように」

 ――暴力を振るわれた付け人(が場所に行く前に稽古場に挨拶に来た時)に清めの塩をかけてあげていたが?

 「(付け人の方が)しっかりしてくれているので、元気な姿でいてほしいと。新弟子も一人、入ったので(今回の問題の)影響がないように心掛けたい」

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