貴乃花親方、朝稽古を急きょ公開 PTSDで休場の貴ノ岩も汗流す

2018年04月04日 10:52

相撲

貴乃花親方、朝稽古を急きょ公開 PTSDで休場の貴ノ岩も汗流す
稽古後に貴景勝(左)の話を聞く貴ノ岩 Photo By スポニチ
 大相撲の春巡業を休場している貴乃花部屋の3人の関取が4日、東京都江東区の同部屋の朝稽古で汗を流した。通常、稽古は非公開で行われるが、この日は貴乃花親方(45=元横綱)の指示で稽古場のシャッターが開けられ、急きょ公開となった。
 心的外傷後ストレス障害(PTSD)を理由に休場している十両・貴ノ岩(28)は四股、すり足など基礎運動を入念に行い、右かかとを痛めている貴景勝(21)は上半身の鍛錬に励んだ。春場所中に付け人に暴行し、1場所出場停止処分を受けた貴公俊(たかよしとし、20)は若い衆を相手にぶつかり稽古などを行った。

 貴乃花親方は先月29日の日本相撲協会の理事会で2階級降格処分を受けて「委員」から「年寄」となった。当初は審判部の一員として春巡業に同行する予定だったが、協会から「部屋で弟子の指導や管理をしっかりしてもらった方がいい」との説明を受け、予定を変更。朝稽古では各力士に「腰を使って」などと精力的にアドバイスを送っていた。

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