小川雄勢、準決勝敗退も世界切符 親子Vはならず

2018年04月30日 05:30

柔道

小川雄勢、準決勝敗退も世界切符 親子Vはならず
王子谷に敗れ、肩を落とす小川 Photo By スポニチ
 【柔道・全日本選手権 ( 2018年4月29日    日本武道館 )】 小川雄勢(21=明大)は準決勝で敗れて史上初の親子制覇はお預けとなった。過去負けなしだった王子谷に対し、開始30秒、「先にかけようとして躊躇(ちゅうちょ)した」と出足払いを受けて技ありのポイントを失った。その後の反撃も実らずに「負けは負け」と言葉を絞り出した。優勝7度を誇る父・直也氏も「全日本の雰囲気にやられたのかな」と思いやった。
 「優勝に届かずまだ力が足りない」とがっくりの小川だったが、大会後の強化委員会では世界選手権代表に初選出された。選考レースで3大会に優勝したことが評価され、100キロ超級の2枠目に滑り込んだ。世界最高の舞台で、再び父に続く優勝のチャンスに挑むことになる。

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