空手・女子形で東京五輪銀の清水希容が引退決意「夢のような時間でした」5月19日の特別演武で幕

2024年05月13日 15:21

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空手・女子形で東京五輪銀の清水希容が引退決意「夢のような時間でした」5月19日の特別演武で幕
清水希容 Photo By スポニチ
 空手・女子形で東京五輪銀メダリストの清水希容(30)が、5月19日の全日本実業団空手道連盟第4回西日本地区大会で特別に演武を披露し、その機会を持って選手として競技を引退することを決意したと13日、所属するミキハウスが発表した。
 試合には出場しない。演武終了後には記者会見が予定されている。

 清水は小学3年から兄の影響で空手を始め、13年の全日本空手道選手権は当時史上最年少で優勝。そこから7連覇を達成した。世界選手権でも連覇を成し遂げ、21年の東京五輪では銀メダルを獲得するなど、日本の空手界を長くけん引した。

 関大から16年にミキハウスに入社した清水は、広報を通じて以下のようにコメントした。

 「このたび、5月19日(日)の一般社団法人全日本実業団空手道連盟第4回西日本地区大会で競技者としての最後の演武を披露させていただき、この機会を持って競技を退くことにいたしました。これまで、たくさんの方々の心へ何か届けられるような形を打ちたいという思いで競技を続けてまいりました。

私自身オリンピックの舞台に立てる日がくるとは思ってもいませんでしたが、空手が採用された東京オリンピックに出場させていただくことができ、夢のような時間でした。このような、かけがえのない経験ができたのも、サポート、応援してくださった方々、所属であるミキハウスのサポートのお陰と、とても感謝しております。

 演武当日は、皆さまに今までの感謝の気持ちを込めて演武いたします。どうぞよろしくお願いいたします」

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