休場の照ノ富士は「左肋軟骨損傷」「右変形性膝関節症」で「3週間の安静加療を要する見込み」診断書提出

2024年05月13日 12:22

相撲

休場の照ノ富士は「左肋軟骨損傷」「右変形性膝関節症」で「3週間の安静加療を要する見込み」診断書提出
<大相撲夏場所初日>すくい投げで大の里(右)に敗れた照ノ富士(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【大相撲夏場所2日目 ( 2024年5月13日    東京・両国国技館 )】 日本相撲協会は13日、横綱・照ノ富士(32=伊勢ケ浜部屋)が2日目から休場すると発表した。
 提出された診断書には「左肋軟骨損傷」「右変形性膝関節症」で「3週間の安静加療を要する見込み」と記されていた。照ノ富士の休場は、途中休場した先場所に続いて21度目。横綱昇進後では、在位17場所で10度目の休場となった。

 両膝に故障を抱える照ノ富士は昨年名古屋場所から腰痛にも苦しんで休場が続き、今年の初場所で復活優勝を果たすも春場所は7日目から途中休場。今月2日には左脇腹を負傷し、調整が遅れていた。本人によると軽い肉離れで、咳をした時にもともと違和感があった患部に痛みが走ったという。

 照ノ富士は9日の稽古では十両・伯桜鵬に胸を出し、どれだけ体に力が入るか感触を確認。「ちょっとした痛みは残っている。良くはないんじゃない?」と不安も口にしていた。古傷の両膝、腰に加えて脇腹も痛めた満身創痍の横綱。初日は新小結・大の里(23=二所ノ関部屋)にすくい投げで完敗しており、やはりぶっつけでは厳しかったようだ。

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