美宇「やっちゃった」試合前のラケット提出ど忘れ、ヒヤヒヤメダル王手
2018年05月02日 05:30
卓球
平常心ではいられない状況だったが、18歳は「切り替えて頑張ろうと思った」とソルヤとの一戦に臨んだ。序盤にリードを許した第2ゲームも逆転で奪い、ストレート勝ち。試合後、改めてラケットのチェックを受けて問題はなかった。万が一、平野が失格になった時に備えて第4試合に準備していた主将の石川は、年下のミスを「全然、大丈夫!」と明るくかばった。不安そうな平野とは対照的に、ベンチは大爆笑。抜群のチームワークを見せている。
今大会ここまで4試合、出場全選手がストレート勝ちで、余裕の準々決勝進出を果たした。決勝トーナメントでは、最強ライバルの中国と決勝まで対戦しないブロックに入ることが決まった。「まずは素直にうれしい。調子もいい感じだし、決勝トーナメントに向けて、さらに気を引き締めて準備しないといけない」と石川。今の日本に、不安要素は見当たらない。