ロケッツが敵地で雪辱 2勝1敗でホームアドバンテージ奪還

2018年05月05日 14:38

バスケット

ロケッツが敵地で雪辱 2勝1敗でホームアドバンテージ奪還
ネネとハイタッチを交わすロケッツのハーデン(AP) Photo By AP
 NBA西地区全体1位のロケッツは4日(日本時間5日)、敵地ソルトレイクシティーで行われた地区準決勝シリーズの第3戦で5位ジャズを113―92(前半70―40)で下して2勝1敗。地元ヒューストンで行われた第2戦は落としたが、敵地で白星を挙げてホーム・アドバンテージを奪還した。
 ジェームズ・ハーデン(28)とベンチから出たエリック・ゴードン(29)のシューター・コンビがともに25得点をマーク。クリス・ポール(32)は15得点、7リバウンド、6アシストを稼ぎ、センターのクリント・カペラ(23)は11得点、8リバウンド、4ブロックを記録した。

 ジャズは第1Qで22―39と出遅れ、前半で30点差をつけられて完敗。今プレーオフで平均26・1得点を挙げていた新人のドノバン・ミッチェル(21)は31分の出場で10得点に終わり、前半では放った10本のフィールドゴール(FG)のうち9本を外してわずか2得点にとどまった。

 第2戦で7本の3点シュートを決めたジョー・イングルス(30)も6得点のみ。スコアリングで重要な役割を果たしていた2人がホームゲームでは完全に“沈黙”してしまった。

 点差が開いたために第4Q残り4分には、かつてジャズを支えた“アシスト王”、ジョン・ストックトン氏(56)を父に持つデビッド・ストックトン(26)がコートに登場。最初に放ったフローターと正面からの3点シュートは外したが、残り2分45秒、速攻からユーロステップでレイアップを決め、父がスタンドで見守る中でプレーオフの自身初得点をマークした。

 父ジョンの現役最後のプレーオフの試合は2003年4月30日の西地区1回戦(対キングス=第5戦)で、このとき8得点をマーク。“ストックトン家”は15年ぶりにプレーオフの得点部門に数字を書き込んだ。

 なおこのカードの第4戦は6日(日本時間7日)に行われる。

 <チーム記録>

 ▼FG成功率=ロケッツ(48・8%)、ジャズ(41・7%)

 ▼3点シュート成功率=ロケッツ(30・6%)、ジャズ(37・9%)

 ▼FT成功率=ロケッツ(90・0%)、ジャズ(73・3%)

 ▼リバウンド=ロケッツ(41)、ジャズ(43)

 ▼アシスト=ロケッツ(25)、ジャズ(17)

 ▼ターンオーバー=ロケッツ(9)、ジャズ(16)

 ▼速攻ポイント=ロケッツ(20)、ジャズ(10)

 ▼ペイント内ポイント=ロケッツ(50)、ジャズ(46)

 ▼ベンチスコア=ロケッツ(42)、ジャズ(45)

 <個人記録>

 ▼チーム最多得点=、ゴードン、ハーデン(ロケッツ=25)、オニール(ジャズ=17)

 ▼チーム最多リバウンド=カペラ(ロケッツ=18)、ゴベール(ジャズ=9)

 ▼チーム最多アシスト=ハーデン(ロケッツ=12)、ネト(ジャズ=4)

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