藤田、7年ぶりVへ 大病患った父の的確なアドバイスで3打差
2018年05月05日 05:30
ゴルフ
( 強風対策が効いた/) 先週の練習中に左手親指の付け根を負傷。朝の練習もパターのみにとどめたが、かつてのコーチ役で15年のゴルフ5レディース以来、3年ぶりにキャディーを買って出てくれた父・健さんの存在が大きかった。「風にぶつけてみたら」など強風対策のアドバイスを生かし、悪条件を克服。前半は3バーディー、1ボギー。難しいピンの位置だった難関の17番では、左ラフに入れながらもアプローチで30センチにつけバーディー。「最後の方は振れなくなってきたけど、最高の位置で週末を迎えられる」と好感触だ。
日本人選手では最長となる12年連続で賞金シードを獲得しているが、優勝は11年の富士通レディース以来、遠ざかっている。その年に健さんは肝臓移植をし、その後も悪性リンパ腫、急性心不全なども患った。体にはペースメーカーを装着したままだが「久しぶりに楽しめた。こういう難しい条件は得意だし、自分のゴルフができればチャンスはある」と娘のプレーに目を細めた。
出場も微妙だった状況から優勝を争える位置につけ、残り2日間に臨む。藤田は「“特等席”で見てもらっている父に、こんな順位で見せられたのはうれしい。明日(5日)頑張って李晶恩さんと同組で回りたい」と感謝の思いを胸に刻みながら、韓国の賞金女王を追う。
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