白鵬 無傷5連勝も横審・北村委員長と“舌戦”

2018年05月17日 18:41

相撲

 【大相撲夏場所5日目 ( 2018年5月17日    両国国技館 )】 横綱・白鵬(宮城野部屋)が無傷の5連勝で序盤戦を終えた。踏み込んで左で張り手を浴びせ大栄翔を上手投げで秒殺。「まわしがいいところ取れた。流れに逆らわずね」。休場明けでの快勝に、館内で見守った横綱審議委員会(横審)の北村正任委員長は「立派ですよね」と称えた。これを伝え聞いた横綱は「復活優勝しても一度も褒めてもらえない。初めて褒められた」と皮肉交じりに話した。
 第一声は褒めた北村委員長だったが、実はこう続けていた。「きょうも(立ち合いで)ちょっとほっぺたを叩いてた。ちょっと力が落ちてるんだろうな」と。昨年の九州場所では白鵬が立ち合いでエルボー気味のかち上げや張り差しを繰り返したことで、北村委員長宛てにファンからクレームが寄せられていた。これに対し苦言を呈していた北村委員長。この日は平幕力士を引き合いに出し、「正代の立ち合いは良かった。ドンと受けて横綱相撲。ああいうのを第一人者ならやってほしい」と皮肉った。

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