日大アメフト部父母会 今秋復帰目指しサポート 大学側に不満も「決裂しても前に進まない」

2018年06月02日 19:48

アメフト

 日大アメリカンフットボール部の悪質な反則問題で、同部の父母会が2日、東京都内で会合を開き、今秋の関東大学リーグに復帰できるよう部をサポートしていくことを確認した。加藤直人部長らとも面会し、関東学生連盟から受けた処分などについての説明を受けた。大学側からは練習を見られる人材が確保でき次第、早期に全体練習を再開したい意向が示されたという。
 関東学連から2018年度シーズンの公式試合の出場資格停止処分を受けた日大アメフット部は、組織改革を求められており、改善が理事会に認められるまで処分は解除されない。

 父母会会長の男性は、大学側の原因究明の動きに不満はあるとしながらも「(大学側と)決裂していても前に進まないので、進むことを淡々としていく」と話した。新たな監督、コーチ陣の人選の提案などを検討しているという。

 日大アメフット部は、関東学連から永久追放に相当する除名の処分を受けた内田正人前監督と井上奨前コーチに加え、資格剥奪の処分を受けた森琢ヘッドコーチらコーチ3人が部の役職を辞任し、活動を停止している。(共同)

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