出水田、63で首位発進!香妻と幼なじみアベックVへ

2018年09月21日 05:30

ゴルフ

出水田、63で首位発進!香妻と幼なじみアベックVへ
2番、ティーショットを放つ出水田(撮影・白鳥 佳樹)  Photo By スポニチ
 【男子ゴルフツアー アジアパンパシフィック・ダイヤモンド・カップ第1日 ( 2018年9月20日    埼玉県武蔵CC笹井=7060ヤード、パー71 )】 アジアンツアーとの共催大会が開幕。8月のRIZAP・KBCオーガスタでツアー初勝利を果たした出水田大二郎(25=TOSS)が9バーディー、1ボギーの8アンダー63で首位に立った。先週、女子ツアーで初優勝した幼なじみの香妻琴乃(26=サマンサタバサ)に刺激を受けアベック優勝を目指す。体調不良から約1カ月ぶりに復帰した石川遼(27=CASIO)は2バーディー、4ボギーの73で82位と出遅れた。
 会見場に現れた出水田の第一声がすべてを物語っていた。「ほぼ完璧だったかなと思います。ショットもパットも」。前半のインで14番からの4連続を含む6バーディーを奪うと、後半も2つスコアを伸ばしビッグスコア63で飛び出した。

 8月にツアー初制覇。「1勝したことで気持ちの面では楽になったし、攻め方にも生かされている」という。ラフが深くフェアウエーキープが重要視されるコース。1Wにこだわらず2Iなどで「刻む」マネジメントも結果に結びついている。出だしの10、11番の連続バーディーで勢いをつけ、6番ではピン手前10メートルのチャンスを決めるなどパットもさえわたった。

 前週の国内女子ツアー、マンシングウェア東海クラシックで初優勝を果たした香妻琴乃とは、横峯良郎氏主宰のゴルフ教室「めだかクラブ」で一緒に学んだ幼なじみ。中学の同級生でもある。実は前週の最終日に出水田の祝勝会が企画されていたが、香妻の優勝で延期となった。「年末あたりにやりたいですが、払いは稼ぎのいい方で…」とライバル心をのぞかせる。

 今大会は欧州ツアーともリンクするアジアンツアー共催の大会。優勝すれば世界への扉が開く。「将来的に海外挑戦を目指している。そういった意味でも気合が入っています」と目を輝かせる。8月にツアー制覇を果たしたというのに、翌週のフジサンケイ・クラシックでは「い・で・み・つさん」と呼ばれていたという。知名度を上げる意味でもトップの座は譲れない。

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