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レイカーズは延長で力尽きる ジェームズ痛恨のフリースロー失敗 スパーズが1点差で勝利

2018年10月23日 15:33

バスケット

レイカーズは延長で力尽きる ジェームズ痛恨のフリースロー失敗 スパーズが1点差で勝利
スパーズのポポビッチ監督に笑顔を見せるレイカーズのジェームズ(AP) Photo By AP
 NBAは22日に各地で9試合を行い、レイカーズは地元ロサンゼルスでスパーズと対戦し、142―143(前半60―65、延長14―15)で敗れて開幕3連敗。キャバリアーズから移籍してきたレブロン・ジェームズ(33)は43分出場して32得点、8リバウンド、14アシストを挙げて奮闘したがあと一歩およばなかった。
 レイカーズは第4Qの残り1分10秒で8点を追っていたがここから反撃。残り3・3秒にジェームズが同点の3点シュートを沈めてスパーズを延長戦に引きずり込んだ。

 延長(5分間)に入るとレイカーズが優勢。残り55・6秒にジェームズの3点プレーで142―136と6点をリードした。

 ところがスパーズのブリン・フォーブス(25)とルディー・ゲイ(32)に立て続けにシュートを決められ、残り15・4秒でリードは1点となった。

 ここでジェームズが反則をもらってフリースローを得たものの、残り12・8秒で放ったこの2本を両方とも失敗。その5秒後に今度はスパーズのパティー・ミルズ(30)にジャンプシュートを決められて試合をひっくり返された。

 レイカーズは第2戦まで先発で出場していたブランドン・イングラム(21)とライジョン・ロンド(32)が出場停止処分を科せられて欠場。先発した2季目のフォワード、カイル・クーズマ(23)が8本の3点シュートなどで37得点を稼いだが、勝機がありながらスパーズに競り負けた。

 スパーズは2勝1敗。ラマーカス・オルドリッジ(33)が37得点と12リバウンド、ラプターズから移籍してきたデマー・デローザン(29)が32得点と14アシストをマークして勝利に貢献。グレグ・ポポビッチ監督(69)はプレーオフさながらの「9人ローテーション」でジェームズのいるレイカーズに対抗して接戦をものにした。

 渡辺雄太(23)が「2―WAY契約」を締結しているグリズリーズは敵地ソルトレイクシティーでジャズを92―84(前半47―46)で退けて連勝で2勝1敗。センターのマーク・ガソル(33)が18得点と13リバウンド、ガードのマイク・コンリー(31)が23得点を記録してチームを勝利に導いた。昨季10・3得点を挙げていたフォワードのジャマイカル・グリーン(28)が開幕戦であごの骨を骨折して離脱。この日はドラフト全体4番目に指名されたミシガン州立大出身のフォワード兼センター、ジャーレン・ジャクソンJR(19)が初めて先発し、同選手はルーキーながら27分で11得点と7リバウンドをマークした。

 ジャズは1勝2敗。昨季に最優秀守備選手となったセンター、ルディー・ゴベア(26)は11得点と12リバウンドを稼いだが、チームの3点シュートは32本中わずか8本の成功にとどまった。

 なおブルズは開幕3連敗を喫したが、ガードのザック・ラビーン(23)は34得点をマークし、3試合連続で30得点以上を記録。ブルズの選手で開幕から3試合連続で30得点以上を稼いだのは、1971年のボブ・ラブ、1986年のマイケル・ジョーダン以来、史上3人目となった。

 <その他の結果>

マジック(2勝2敗)93―90*セルティクス(2勝2敗)

*ラプターズ(4勝)127―106ホーネッツ(2勝2敗)

*バックス(3勝)124―113ニックス(1勝3敗)

*ティンバーウルブス(2勝2敗)101―91ペイサーズ(2勝2敗)

*マーベリクス(2勝1敗)115―109ブルズ(3敗)

ウィザーズ(1勝2敗)125―124(延長)*トレイルブレイザーズ(2勝1敗)

*ウォリアーズ(3勝1敗)123―103サンズ(1勝2敗)

 *はホームチーム

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