内村 若手に「ありがとう」体操ニッポン東京で世界一奪還必ず
2018年10月31日 05:30
体操
「心配もしていなかったし、何も言うことはない。しっかりやってくれて“ありがとうございました”って感じです」
9月末に右足首を痛めた影響で、内村は08年北京五輪以来となる4種目だけの出場。苦しいチーム事情の中、白井は床運動と跳馬でチームトップの得点を叩き出し、団体決勝で初めて鉄棒も演技した。「自分の出番で自分の演技ができた。悔しくないはずはないけど、やりきった銅メダル」と胸を張った。
萱は4種目、谷川はチーム最多5種目で大舞台に立った。「任された種目をかなりいい出来で終えて勝てなかったので、少し難しい感情がある」と萱が言えば、「中国とロシアのデッドヒートに入れなかったので悔しい」と谷川は振り返る。団体銅メダルは06年大会以来12年ぶりの屈辱。2人に渦巻く感情は、今後の糧になる。
自らを“長老”と表現する内村に、エースの座を譲るつもりはない。「これからも、団体のひりつく場面で日本を支えていきたい」とし、「日本の体操が間違いなく世界で一番と思っている。信じてやっていく部分と、変えていく部分。考えて答えを出さないといけない」と前を向いた。キングと若手が融合し、TOKYOへの黄金探しの旅が始まる。
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