錦織 2年ぶりファイナル出場へストレート勝ちで初戦突破

2018年10月31日 20:37

テニス

錦織 2年ぶりファイナル出場へストレート勝ちで初戦突破
シングルス2回戦 アドリアン・マナリノと対戦する錦織圭 Photo By 共同
 男子テニスのマスターズ・パリ大会は31日、2回戦が行われ、世界ランキング11位で第10シードの錦織圭(28=日清食品)は地元フランスの同46位のアドリアン・マナリノ(30)と初対戦し、7―5、6―4でストレート勝ちした。
 錦織は初戦とあって、序盤はタイミングに苦しむところもあったが、5―5からの第11ゲームで15―40から3ポイント連取でブレークに成功。第12ゲームもきっちりキープしてこのセットを奪った。第2セットは互いにサービスゲームをキープするが、錦織は第4、第6ゲームをラブゲームでキープ。続く第7ゲームを0―30から4連続でポイントを取ってブレーク、そのまま押し切った。

 3回戦では、28日のエルステバンク・オープン決勝で敗れた相手、第7シードで同6位のケビン・アンダーソン(32=南アフリカ)と同22位のニコロズ・バシラシビリ(26=ジョージア)の勝者と対戦する。

 錦織は年間成績上位8人によるATPツアー・ファイナル(11月、ロンドン)進出争いで現在9番手。2年ぶり3度目の進出へ、残すはこの大会だけになる。すでにナダル(32=スペイン)、ジョコビッチ(31=セルビア)、フェデラー(37=スイス)、デルポトロ(30=アルゼンチン)、ズベレフ(21=ドイツ)、アンダーソン(32=南アフリカ)の上位6人が出場確定。残り2枠を年間ポイント7位のマリン・チリッチ(30=クロアチア)、同8位のドミニク・ティエム(25=オーストリア)、同9位の錦織、同10位のジョン・イスナー(33=米国)で争う構図となっている。

 4人とも今大会に出場。錦織のポイントは3210で、8番手のティエムと325差、10番手のイスナーともわずか145の小差だ。4番手のデルポトロが今月前半に右膝を骨折し欠場が濃厚な状況のため、9番手でも出られる可能性は十分にある。

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