坂本 ジャンプ2度転倒、まさかの7位「全部ダメでした」顔覆い涙

2018年11月03日 03:52

フィギュアスケート

坂本 ジャンプ2度転倒、まさかの7位「全部ダメでした」顔覆い涙
<フィギュアGPシリーズ・ヘルシンキ大会>女子SP、演技を終え涙を流す坂本花織(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【フィギュアスケートGPシリーズ第3戦 フィンランド大会 女子ショートプログラム ( 2018年11月2日    ヘルシンキ )】 平昌五輪6位の坂本花織(18=シスメックス)はジャンプで2度転倒し、57・26点でまさかの7位発進となった。冒頭に予定していた連続3回転ジャンプでは最初のフリップで転んで、連続ジャンプにできなかった。後半にリカバーしようと、3回転ループの後につけた3回転トーループで再び転倒。「6分間練習がすごく良かったので、そのままいけば大丈夫だと思っていたけれど、集中できていなかった」。午前の練習でコーチから修正を提案されたステップを意識する余り、ジャンプの集中力を欠いた。
 9月のロンバルディア杯のSPでもフリップで転倒するなどジャンプで2つミスしている。「トラウマが出た。全部ダメでした」。演技を終えると両手で顔を覆った。

 2週前のスケートアメリカでは2位。初のGPファイナル進出が懸かっているだけに、手痛い出遅れだ。それでも2位とは6・51点差。上位に食い込むチャンスはまだある。「頑張る、としか言えない」と声を絞り出した。

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