【高橋大輔と一問一答】SP終え「滑りに力出てきた」友野より上の点数も「全く上だと思っていない」
2018年11月03日 18:18
フィギュアスケート
「コンビネーションで1本目のジャンプが上がりすぎて、うまくつけられなかったのは残念。それ以外の部分では緊張感凄く高かった中でもきっちりできた印象が自分自身の中である。走り出し、スタートとしては良かった」
――近畿選手権は「緊張感しかなかった」と言っていたが。
「近畿の時は会場がちょっと小さかったので。今回は大きくて、いつもの試合というか。試合感満載の会場だったので。そういったところで尼崎の時より緊張しました」
――どういった練習をしてきた?
「近畿の前はいろいろあって、いい練習ができなかった。終わった後はちょっと休んで。靴の変更だったりとかをしながら。細かい感覚をすり合わせつつ、ジャンプの調子を合わせていった。4回転まで練習できかなったんですけど、プログラムの完成度を高めていくところに集中して練習してきた」
――SPを終えての納得感は
「いや、納得はしていないですかね。調子も良かったので。コンビネーションのミスは悔しいですし。思いっきりこけていれば、諦めはついたんですけど…。そういったところで全く納得はいってない。ただ、自分の緊張感と体の動きが凄く合っていた。感覚としては自分が感じているものと同じ動き方をしていて、いい状態になっている。そういったところでは満足しているというか」
――フリーに向けて。
「近畿ではテクニカル39点だったので…。ほとんどミスしてしまったので、ミスのないようにしたい。特に後半のジャンプでミスが出ないようにきっちり決めていきたい。プログラムの最後までバテないように思いっきり滑ることが大事と思う」
――自分の力が上がってきている感覚はあるか?
「近畿の時から比べると、滑りに力も出てきましたし。ジャンプの質もよくなっている。高さ、幅であったり、着氷の流れも良くなっている。スピンの回転も速くなっている。ステップアップはしているとは思っている。ここで決めて、全日本の切符を勝ち取って。全日本までは時間があるので、もう少しレベルアップできるのかなと。ここをうまくやり過ごせれば、次に向けては見えてくる」
――1番滑走の感想は。
「1番滑走は意外に大丈夫かと思ったんですけど。今日6分間練習始まって、心臓のバクバクというかより緊張感が全く収まらずに。このまま一番を迎えるのかと、より一層緊張した。自分が思っている以上に緊張感高かったです。だから、もう二度としたくありません(笑い)」
――お客さんの声援を受けて。
「近畿の時は応援してくださったんですけど、演技で返すことができなかったので。今日も100%返せたかというと、そうではないと思うんですけど。そういった応援をいただいて、それを返せるように今日も一生懸命頑張ろうという気持ちに切り替えられて、凄く力をもらえたので凄くうれしかったです」
――自分の高橋大輔像に対して近畿と今回は何点か。
「スタートの時点でどこまでいけるか分からないところがあったので、アレですけど。なんとなく自分が目指すところで言うと、近畿が20点くらいで、今日の演技で40点くらいかなと。100点になることはないと思います」
――近畿からの1カ月、過去の経験は役立ったか。
「過去の経験は全く役に立たないですかね。過去と今の体は全く違うので。いま自分自身で新しいものをつくっていかなければいけない。近畿から時間がなかったので大きく変更はできなかったんですけど、靴も替えて凄く調子も上がってきた。近畿の時より滑り込みができているので、そういったところは体力面につながってくる」
――靴を替えた時期、理由は。
「近畿の後です。ちょっとサイズ感がデカくて、小さいのに替えた。ちょっとモデルチェンジをして、チェンジをしたのが合わなくて、時間がなかったのでそれを使っていたんですけど。(近畿が)終わった後は試して、いいものが見つかったので」
――友野選手より上にいるが。
「全く上だと思っていないので。明日が勝負かと思っていて。4回転やっていないのでなんとも言えないですけど。でも1番は1番で。今のところ1番ならそれはそれでうれしいです。少しでも点が稼げれば」
――全日本では4回転を入れたいか。
「入れたいなという気持ちはありますね。2本は今の段階で無理だと思うので、1本もし挑戦できたらなという気持ちはありますけど。やらなくていいんじゃない?という意見もありますし。いろいろ踏まえて、考えていきたいなと思いますけど。調子も上がってきたので挑戦はしてみたいという気持ちはあります」
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