男子はジュイ、母国英雄ワイナイナの前で優勝 女子は沢畠制す

2018年11月12日 05:30

マラソン

男子はジュイ、母国英雄ワイナイナの前で優勝 女子は沢畠制す
スポニチ楯を持つ男子総合優勝のジュイ(左)と女子総合優勝の沢畑 Photo By スポニチ
 第28回坂東市いわい将門ハーフマラソン(スポニチ後援)は11日、茨城県坂東市八坂総合公園陸上競技場発着で7155人がエントリーして行われた。ハーフ男子は1時間6分2秒のサイラス・ジュイ(32)、同女子は沢畠朋美(25)が1時間15分4秒で優勝を飾り、両者にスポニチ盾が贈られた。ゲストランナーとしてシドニー五輪銀メダリストのエリック・ワイナイナ(44)が参加、大会に花を添えた。
 ハーフ男子総合は母国の英雄がゲストランナーとして見守る中、ケニア出身のジュイが大会を制した。「凄い緊張してたけど途中からほぐれた」と12キロ地点から先頭に立ち2位と21秒差で余裕のゴール。15歳で来日、流通経大柏高から流通経大を経て日産自動車へ進み、札幌国際ハーフを制した。昨年はテレビドラマ「陸王」に出演するなどマルチに活躍。今月25日に出場するつくばマラソンで「絶対優勝したい」と強く意気込んだ。

 一方、ハーフ女子総合は沢畠が3年ぶり2度目の優勝を果たし、「女子の中では独走でした」と笑顔を見せた。2週間前のフルマラソンで右くるぶしを痛めたが、必死の調整で間に合わせた。そのハンデを感じさせず「自然体で臨んだ」と無欲を強調した。高校まで陸上部で活動。その後は家族のサポートを受けて個人で競技を続ける。次戦は今月25日の富士山マラソン。「自己ベストを出したい。今回は自信になりました」と新たな目標を立てていた。

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