池江、100バタ世界女王に初勝利「びっくり、実感湧かない」

2018年11月12日 05:30

競泳

池江、100バタ世界女王に初勝利「びっくり、実感湧かない」
女子100メートルバタフライで日本記録を更新した池江(撮影・吉田 剛) Photo By スポニチ
 【競泳 W杯東京大会最終日 ( 2018年11月11日    東京辰巳国際水泳場 )】 短水路(25メートルプール)で争われ、女子100メートルバタフライの池江璃花子(18=ルネサンス)は55秒31の日本記録を樹立して優勝した。リオデジャネイロ五輪金メダリストのサラ・ショーストロム(25=スウェーデン)に0秒25差で初勝利。男子400メートル個人メドレーの萩野公介(24=ブリヂストン)は人生初の“午前決勝”に臨み4分1秒93で優勝した。
 自身の持つ日本記録を0秒33塗り替え世界女王に初勝利。池江は「まさか勝てるとは思っていなかった。びっくりして、実感が湧かない」と興奮気味に振り返った。50メートルまではリードを許したが、75メートルのターンで逆転。最後まで泳ぎのテンポを落とさず、タッチの差でショーストロムに競り勝った。

 リオ五輪金メダリストを昨季までは雲の上の存在と捉えていたが、10月にトルコで合同合宿を行い意識が変化。帰国後の練習で三木コーチに「サラならこのメニューを何秒で泳ぎますか?」と質問するなど、東京五輪のライバルとして認識するようになった。「サラの状態が分からないけど、勝てたことに変わりはない」。2年後の頂点に向け、とてつもなく大きな1勝だ。

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