小平 1000メートル今季初V「逆風燃えた」

2018年11月26日 05:30

スケート

小平 1000メートル今季初V「逆風燃えた」
女子1000メートル 1分17秒31で優勝した小平奈緒 Photo By 共同
 【スピードスケート W杯苫小牧大会最終日 ( 2018年11月25日    北海道苫小牧市ハイランドスポーツセンター )】 女子1000メートルで小平奈緒(相沢病院)が1分17秒31で優勝。同種目で今季初勝利を挙げた。高木美帆(日体大助手)は5位。男子1000メートルは新浜立也(高崎健康福祉大)の6位が最高だった。

  500メートル無敵の小平が1000メートルで今季初優勝だ。同種目では世界新(1分12秒09)で制した昨年12月の米ソルトレークシティー大会以来の勝利。リンクサイドを埋めた観客に笑顔で応えた。

 600メートル通過後のカーブの出口で風にあおられた。上体が浮き、1歩バランスを崩したが「何か燃えました。逆風に」と小平。屋外リンク特有の条件もプラスに捉え「風の下をすり抜けるモードに入った」と笑った。

 9月の北海道胆振東部地震の震源地に近い苫小牧市での開催。多くの応援に感謝した小平は「コンディションはだんだん良くなってきて、それに身を任せて滑ることができている。それが(今大会の)収穫」と手応えをにじませた。

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