7人制女子ラグビーの寺田、東京五輪目指し陸上再転向
2018年12月12日 05:30
陸上
転機は16年のリオデジャネイロ五輪。陸上時代からの盟友だった桑井亜乃(アルカス熊谷)が7人制代表として出場したためテレビ観戦したものの、日本は12チーム中10位と振るわず。歯がゆさを覚えた寺田は陸上引退直後にも誘われていたこともあり、一念発起して転向を決意。同年12月に行われたトライアウトにもただ1人合格を果たし、代表合宿に練習生として参加するなど、100メートル11秒71のポテンシャルに期待が集まっていた。
ただ、昨年5月に右腓骨(ひこつ)骨折で長期休養を余儀なくされるなど、コンタクトスポーツへの転身は想像以上にハードルが高かった。一方でトレーニングを継続してきたことで、アスリートとして充実した状態にあり、所属チームが吸収合併されるのを機に再転向を決断。周辺には「前回の陸上時代とは違ったいい感覚がある。日本記録(13秒00)に再挑戦する」と意欲を語っているという。
ラグビーに転向したきっかけの一つが、14年に出産した長女に活躍する姿を見せることだった寺田。ハードルは決して低くないが、1年7カ月後に迫った夢の舞台へ全力疾走する。
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