紀平 160点台狙う!フリーでも“ザギトワ超え”を視野
2018年12月12日 05:30
フィギュアスケート
シニアデビューシーズンのGPファイナル制覇は日本人女子としては05年の浅田真央以来の快挙。今季は出場全5大会で優勝しているが、ショートプログラム1回、フリー2回のトリプルアクセルを全て成功した試合はない。次なる戦いの舞台となる全日本選手権は、ジュニア時代の昨年に3回のトリプルアクセルを成功した相性の良い大会。フリーでの“世界最高得点”となる160点台到達も視野に入る。
フリーの自己ベストは11月のNHK杯での154・72。GPファイナルではトリプルアクセルを失敗しながら150・61点を出した。現在の世界最高は9月のネーベルホルン杯でザギトワが叩き出した158・50。全日本選手権は国際スケート連盟公認大会でないため、参考記録となるが、紀平は「本当に完璧な演技をすれば160点台も見えてくる」と意欲を見せた。
全日本選手権は世界選手権(来年3月・さいたま)の代表最終選考会を兼ねる。紀平は「さらに良い成績を残せるように、世界選手権にも出られるように頑張りたい。ショート、フリーを完璧にそろえたい」と力を込めた。関係者によると、ぬいぐるみはGPファイナルの演技後にファンがリンクに投げ込んだものだという。ウサギのように軽やかにジャンプを決めて、シニアでの不敗神話を継続したまま充実の18年を締めくくる。
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