スパーズのポポビッチ監督が歴代4位の1211勝目 チームは3連勝で勝率5割に復帰

2018年12月12日 15:57

バスケット

スパーズのポポビッチ監督が歴代4位の1211勝目 チームは3連勝で勝率5割に復帰
勝利数が歴代4位に浮上したスパーズのポポビッチ監督(AP) Photo By AP
 NBAスパーズ一筋に23シーズンにわたって指揮を執っているグレグ・ポポビッチ監督(69)が11日、地元サンアントニオで行われたサンズ戦で歴代単独4位となる通算1211勝目(555敗)を挙げた。パット・ライリー(元ニックスほか=1210勝)の記録を超えたもので、3位のジェリー・スローン(元ジャズほか)まであと10勝まで迫ってきた。
 試合は123―99(前半70―57)で快勝し、3連勝を飾ったスパーズは14勝14敗。先発したガードのブリン・フォーブス(25)が5本の3点シュートをすべて成功させて今季自己最多の24得点をたたきだし、自己最多の11リバウンドもマークして2週間ぶりの勝率5割復帰に貢献した。

 サンズは4勝24敗。ドラフト全体トップで指名されたセンター、ディアンドレ・エイトン(20)は12得点、11リバウンドをマークしたが、チームは10連敗を喫した。

 なおNBA監督の歴代最多勝利記録はドン・ネルソン(元ウォリアーズほか)が保持している1335勝で、レニー・ウィルケンス(元ホークスほか)の1332勝が歴代2位。同一球団の在籍期間としては、ポポビッチ監督の23シーズン(1996年〜)が北米4大スポーツの最長期間となっている、

 ロケッツは地元ヒューストンでトレイルブレイザーズを111―103(前半51―54)で退けて12勝14敗。ジェームズ・ハーデン(29)が4本の3点シュートなどで29得点を稼いでチームの連敗を3で阻止した。

 トレイルブレイザーズは3連勝を逃して15勝12敗。ダミアン・リラード(28)が34得点をマークしたがあと一歩およばず、チームは西地区全体8位に順位を落とした。

 東地区全体首位のラプターズは敵地ロサンゼルスで西地区全体4位のクリッパーズに123―99(前半70―57)で快勝して22勝7敗。カワイ・レナード(27)は欠場したが、サージ・イバカ(29)が25得点と9リバウンド、カイル・ラウリー(32)が21得点と7アシストを記録してレナードの穴を埋めた。

 なお今季から指揮を執っているラプターズのニック・ナース新監督(51)は94歳の母マーセラさんが10日に死去するという不幸に見舞われたが「休むのは母が望まない」と語って遠征に帯同。12日にオークランドで行われるウォリアーズ戦のあと、母の待つアイオワ州キャロルにいったん戻ることになっている。

 クリッパーズは17勝10敗。ベンチから出た2メートル21のボバン・マリヤノビッチ(30)が16分の出場でチーム最多の18得点をマークしたが、第3Q終了時点で29点差をつけられて敗れ去った。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2018年12月12日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム