平幕陥落決定的も…逸ノ城「来年はジャンプしたい」 初心のトーナメントV

2018年12月16日 16:52

相撲

平幕陥落決定的も…逸ノ城「来年はジャンプしたい」 初心のトーナメントV
逸ノ城(中央)はビーチで北勝富士(左)、矢後(右)らとリラックス Photo By スポニチ
 大相撲の冬巡業は16日、沖縄県宜野湾市で行われ、番付上位16人が参加した幕内トーナメントは関脇・逸ノ城(25=湊部屋)が優勝した。準決勝で大関・栃ノ心を右四つがっぷりから寄り切り、決勝は平幕・竜電を力強く押し出した。昨年秋場所から7場所連続勝ち越したが、九州場所は6勝にとどまり、来年初場所(1月13日初日、両国国技館)では4場所連続で在位した関脇からの陥落が決定的。そんな矢先の優勝に「来年はジャンプしたい。それは頭の中にある」とさらなる飛躍を目指す。
 稽古後は会場の裏手にある浜辺に出向いた。モンゴルから相撲留学した鳥取城北高では、鳥取砂丘に遠足などで訪れたことがあり、「鳥取に似ていますね。海があって、砂があるところが」と昔を思い起こした。そして、初心に帰ってのトーナメント制覇。「今年はいい時と悪い時の差が激しかった。15日間、最初から最後まで同じようにやり続けるようにしたい」。飛躍のための課題克服を誓っていた。

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