村上茉愛の19年は「攻」 20年東京五輪を見据え「盛りだくさんの年にしたい」

2019年01月05日 11:29

体操

村上茉愛の19年は「攻」 20年東京五輪を見据え「盛りだくさんの年にしたい」
19年初練習で取材に応じた村上茉愛は今年のテーマを「攻」とした Photo By スポニチ
 体操女子の村上茉愛(22=日体大)が5日、神奈川県横浜市内の日体大健志台キャンパスで19年初練習に臨み、取材に応じた。
 今年は最大目標とする20年東京五輪を見据えた重要な1年。テーマは「攻」で、「今年はガンガン攻めていきたい。失敗してもいいくらい攻めて、盛りだくさんの年にしたい」と笑顔で気合を入れた。東京五輪での理想の構成を探るために、跳馬では高難度の「チュソビチナ」に挑むなど全4種目で新しい技に取り組む予定だ。

 昨年12月は母校の武蔵野東中で教育実習を行い、体育の授業でサッカーを指導。「球技は苦手じゃないので。教えられるくらいにはできた」。年末年始は家族と過ごし、リフレッシュした。

 昨年は夏に右足首靱帯部分断裂の重傷を負いながら、世界選手権の個人総合で日本女子初となる銀メダルを獲得。元日には初詣で「ケガはしたくないので、それだけは勘弁してください」と願った。今季初戦は個人総合で争う3月のアメリカン・カップ(米国)になる。「今年は大きい大会でメダルを狙うのはもちろんだけど、気にしすぎると攻めることができない。挑戦する年にしたい」と力強く意気込んだ。

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