陵侑レジェンド超え!W杯シーズン日本人初4連勝&最多7勝
2019年01月05日 05:30
ジャンプ
インスブルックの会場はすり鉢状の構造の影響で、風の向きや強さが安定しないことが多い。絶好調の小林陵でさえ「ここで勝つのは難題。風がめまぐるしく変わる台。凄く運に左右される」と話していた。
飛距離の出やすい向かい風が吹き続けたが、強さは選手によってまちまち。ベテランの葛西は「一番難しい。ここを勝てれば、次も勝つ」と快進撃を続ける日本の新エースにとって大きなハードルになるとみていた。そんな難関を22歳の若武者は軽やかに飛び越えた。
ジャンプ週間総合優勝は、4戦計8回の飛躍の合計点で競う。2戦を終えた時点でわずか2・3点差(飛距離換算で1・5メートル以下)だった総合2位のアイゼンビヒラー(ドイツ)との差を一気に45・5点(約25メートル)にまで広げた。
日本勢2人目の総合優勝へ注目度は増すばかりだが「あまり考えていない。一本一本、いいジャンプをしたい」。今季、大きく飛躍したジャンパーは自然体を貫き、独走状態を築いた。
◆小林 陵侑(こばやし・りょうゆう)1996年(平8)11月8日生まれ、岩手県八幡平市出身の22歳。5歳でスキーを始め、小1から本格的にジャンプを開始。盛岡中央高までは複合との二刀流で、15年4月の土屋ホーム入社後からジャンプに専念。16年からW杯に参戦。18年平昌五輪の個人はノーマルヒル7位、ラージヒル10位。1メートル73、60キロ。
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