魂のモールでトドメ!大阪桐蔭の“怪物2年生フランカー”奥井飛び込んだ

2019年01月08日 09:46

ラグビー

魂のモールでトドメ!大阪桐蔭の“怪物2年生フランカー”奥井飛び込んだ
<大阪桐蔭・桐蔭学園>後半17分、大阪桐蔭FW陣がモールを押し込んで奥井(左から2人目)がトライ(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【第98回全国高校ラグビー最終日・決勝   大阪桐蔭26―24桐蔭学園 ( 2019年1月7日    東大阪市・花園ラグビー場 )】 こだわり抜いて奪った会心のトライだ。19―17で迎えた後半17分、相手ゴール前15メートル付近のラックから自慢のモールに切り替え、雪崩を打つように押して一気に前進。最後は高校日本代表候補の怪物2年生フランカー奥井が中央へ飛び込んだ。
 「(松山)千大君が試合前に“しんどい時は自分の顔を見ろ。オレが絶対前に出てやるから”って。しっかり千大君の顔を見て全員で頑張ったんで」。敵陣22メートルラインからは徹底してモール。涙の準Vから1年、FWがこだわってきた魂のモールが最後にさく裂した。

 「あんな1年生がおるんやなあ」。奥井は激闘を演じた桐蔭学園の怪物1年生・佐藤に触れた。準優勝、優勝、そして来年は…。初Vを自分の手でと、自宅近くの東海大仰星ではなくあえて大阪桐蔭の門を叩いた大器。奥井の花園第3章は“常勝軍団”の称号を勝ち取る戦いとなる。

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