元貴乃花親方、政界進出は「100%ありません」、長男優一氏について「職人は表に出るのは苦手な人多い」
2019年02月02日 19:09
相撲
応援会は現役時代からサポートしてくれている地元の友人らが中心となり開催。「本当に発起人の人たちも現役の時からの友人関係で、ここに至っている。全くそういうの(政治的な話)は抜きにしていますので。私も素になって来られる会です」と説明した。
この日は付け人に暴行をふるって引退した貴ノ岩の断髪式も両国国技館で行われた。元弟子にどのような言葉をかけるかと聞かれると「これから外の世界で生きること(の厳しさ)を身をもって経験するでしょうから、どんな道を行っても成功を求めてほしい」と話した。その上で「(引退は)本人の行い(の結果)ですから。それも抱えて生活していってほしい。ただ、覚えておいていただきたいのは、殴られた付け人も、私が小さい頃から育ててきた弟子。その子を抜きにして、貴ノ岩のことを考えてやれるのは、今の段階ではできない」と言葉をつないだ。
さらに初場所で11勝を挙げ3月の春場所で大関獲りに挑む貴景勝についても言及。「私もそうですが、全国の大相撲ファンのみなさんが期待していると思いますので、そこ(現在の地位)に甘んじず。闘いに挑んでほしいなと思います」とエールを送った。
また靴職人の長男・優一氏についてもコメント。「本人は職人と言ってますし。職人は表に出るのは苦手な方が多いですから。私の息子として(マスコミに)取り上げられるのは彼の宿命として、しょうがないのかもしれませんが、身を粉にして職をまっとう(しようと)する(姿勢を見せる)のは、これから(そういう仕事をやろうとする)若いお子さんたちに(とって)も手本になるんじゃないかなと思います」と職人としての覚悟を求めた。
気になる花田氏自身の今後の仕事については「仲間たちと何をやろうかと模索はしています。政治ではないです」と説明。そして「(全国の)お子さんのためになることをやっていければいいなと。相撲だけじゃなく裸足で鍛える文化というのが…。裸足になること自体少ないですから。そんなことを携わっていけたら。昔から仲のいい人たちと(相撲)協会にいたらできなかったことをこれからしていきたい。活動の幅を広げて、全国の人と手を取り合ってやっていきたい」と将来的に社団法人を立ち上げ活動していく考えを明かしていた。
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