宮川、強化合宿に参加できず パワハラ問題処分が不透明

2019年02月08日 05:30

スポーツ社会

宮川、強化合宿に参加できず パワハラ問題処分が不透明
体操女子の宮川紗江 Photo By スポニチ
 体操女子の16年リオデジャネイロ五輪代表・宮川紗江(19=高須クリニック)が28日〜3月6日に都内で行われる強化合宿に参加できないことが7日、分かった。同合宿には日本協会のナショナル選手が集い、宮川も参加資格を持っている。
 宮川は昨夏、日本協会の前女子強化本部長の塚原千恵子氏、夫の光男副会長からパワハラを受けたと主張。昨年12月、日本協会は塚原夫妻によるパワハラを認定せず、新たに特別調査委員会を立ち上げ、塚原夫妻や宮川の協会を通さないテレビ出演などが懲戒対象になるかを含め調査することを発表していた。

 特別調査委員会による処分がいまだ不透明なため、千恵子氏の後任の田中光女子強化本部長は、「今の状況では参加できない」と説明。宮川は、暴力行為で日本協会から無期限登録抹消処分を受けた速見佑斗コーチとともに、徳洲会体操クラブで練習を積んでいる。

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