福岡 停止条件付きのB2ライセンス交付 19ー20シーズンの資格審査

2019年04月09日 22:50

バスケット

 Bリーグは9日、都内で理事会を開き、19ー20シーズンの資格審査を行った。B1の福岡は資金繰りが問題視され、停止条件付きのB2ライセンス交付となった。B1福岡は残留プレーオフ出場が決まっていたが、出場せずにB1からの降格が決まった。
 福岡の神田康範社長は福岡市内で会見を行い、「代表である私の責任」と謝罪。今後は今年度不足が想定される約1・8億円を集めるため株を売却し、資金確保していく見込み。29日までにメドを立てなければ、B2ライセンスも発行されない。神田社長は「最悪、チームが無くなる緊張感でやっていかないといけない」と声を絞り出した。

 福岡は今季B1に昇格。5億6000万の予算だったが、人件費の増加やスポンサー収入の伸び悩みなどが資金繰りに影響したと見られる。「経営よりチームが先に行ってしまった。収入は上がったが、経営はB1ではなかった」と神田社長は話した。

 また社長は自身の進退について「逃げることはできないと思っている。自力で土台をつくるのが僕の責任。その土台ができれば自分の進退は考えればいい」とした。

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