故障明け上門大祐は4位「ケガがあって、ここまでもって来られて良かった」

2019年05月11日 05:00

陸上

故障明け上門大祐は4位「ケガがあって、ここまでもって来られて良かった」
男子1万メートル4位の上門大祐  Photo By スポニチ
 【陸上・関西実業団選手権 ( 2019年5月10日    ヤンマーフィールド長居 )】 故障明けの男子1万メートルで上門大祐(25=大塚製薬)が29分11秒88で4位に入った。最後の直線をダッシュで駆け抜け、競っていた2人を振り切った。
 「順調とまでは言えないけど、ケガがあって、ここまでもって来られて良かった」

 充実した表情を見せた「MGCファイナリスト」。左ふくらはぎの筋肉の炎症で3月は丸々走ることができなかったものの、4月の1週間の広島合宿でハードトレを積み、休んでいた体が目覚めつつある。

 9月15日の東京五輪代表選考レース「MGC」までの青写真はほぼできている。6月は5000メートル、1万メートルのレースに出場。7月に米国アルバカーキで1カ月間の高地合宿を張り、42・195キロに耐える体をつくる。「トラックで自己記録を狙いつつ、走り込みにスムーズに移行したい」。ケガの遅れを取り戻すべく、前進あるのみで走り抜く。

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