西岡、対戦相手に苦言「不愉快にさせる事が戦略として認められるならスポーツではない」
2019年05月20日 18:14
テニス
西岡は「ジュネーブ1回戦敗退しました。先ず彼はとてもいいプレーをしてとても強かったです。自分が悪いというより相手が良すぎた、というのが大きいです」と称えるも、「ただ今日の試合はとても不愉快な試合でした。プ口になって試合中に討論をしたのは初めてだと思います」と明かした。
「僕は試合態度は悪い時があるし、ラケットも投げます。そこについては何も言えないけど、対戦相手に対して悪口を言ってくるのは本当に理解が出来ない」とし、「ルールに則ってファーストセットが終わり、トイレットブレークを取ったことに対して意味が分からないくらい怒ってて、歩くのが遅いだとか敢えて遅く帰って来たとか文句をつけてきました」とし、コートチェンジの際には暴言を浴びせられたことを告白。
「これを見た人は勝つ為には何をしても良いとか、負けた奴が悪いとか、気にするのが悪いとか、勝負の世界ではなんでもアリなんだ、とか言う人がいるかもだけど、そうゆう事ではないだろう。怒るのは分かるけど、相手に対して悪口言う事ではないし何故言えるのかそのメンタルが意味がわからない。相手に暴言を吐き不愉快にさせる事が戦略として認められるならこれはもうスポーツでは無くなってしまう」と厳しく指摘した。
さらに「今のルールではこう言った事をその時点で罰する事が難しく、正直グレーな部分だと思う。相手に対して話しかける意味など全くないので、何かしらの対策を取ってほしいと思う」とテニス界へ改善を訴え「次やる時はそういった態度に対しての対策も自分はしないといけないと思いますが、今後テニスの試合で言い合いになって気分が悪い中で試合を終わるのも嫌だし、テニスの試合中にそういった事が無くなればいいと、切実に思います。」とし、「残りのダブルスを今週頑張ります」と気持ちを切り替えて試合に臨むことを誓った。
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