世陸男子100は“ポスト・ボルト決定戦”コールマン本命

2019年06月29日 05:30

陸上

世陸男子100は“ポスト・ボルト決定戦”コールマン本命
男子100メートル決勝、1位でゴールするサニブラウン(右)(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 【陸上日本選手権第2日   男子100メートル ( 2019年6月28日    博多の森陸上競技場 )】 男子100メートルは、9秒58の世界記録保持者ウサイン・ボルト氏が引退してから初めての世界大会(五輪と世界選手権)を迎える。ドーハ世界選手権(9月27日開幕、カタール)は“ポスト・ボルト決定戦”の様相を呈す。
 本命はコールマン(米国)だ。今季は2戦走ってともに9秒8台。ノルウェーの大会では今季世界最高の9秒85を叩き出した。現在は世界ランキング1位で金メダル最有力だ。

 そのコールマンを、ダイヤモンドリーグ上海大会で破ったライルズ(米国)もメダル争いに加わりそう。全米学生選手権で、サニブラウンに先着したオドゥドゥル、ギレスピーを入れた今季トップ4は全員20代前半。新星が台頭する一方、ベテランのガトリン(米国)や蘇炳添(中国)らが調子を上げてくるのは確実だ。今季世界7位の記録(9秒97)を持つサニブラウンも日本人初ファイナリストの可能性は決して小さくない。

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