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高安休場 診断書は「左肘関節内側側副じん帯断裂」

2019年07月17日 12:16

相撲

高安休場 診断書は「左肘関節内側側副じん帯断裂」
<大相撲名古屋場所9日目>正代に突き落としで敗れ、顔をしかめる高安(撮影・坂田 高浩) Photo By スポニチ
 大相撲名古屋場所11日目の17日、大関・高安(29=田子ノ浦部屋)と西前頭15枚目の魁聖(32=友綱部屋)が休場した。今場所の十両以上の休場は引退を表明した十両の安美錦を含めて7人となった。
 8日目の玉鷲戦で小手に振られた際に負傷した高安は「左肘関節内側側副じん帯断裂で約1カ月間の休養加療を要する見込み」との診断書を日本相撲協会に提出した。休場は昨年夏場所以来で、通算5度目。今場所は右膝を痛めている貴景勝が初日から休場し、栃ノ心が古傷の右膝、場所前に痛めた左肩の影響で6日目から途中休場、豪栄道は右肩の負傷が悪化して8日目から途中休場しており、これで昭和以降初めての4大関休場となった。

 高安の師匠の田子ノ浦親方(元幕内・隆の鶴)は「痛めた時はなんとか取れるということだったが、昨日の相撲(明生戦)を見ても痛がっていた。肘は動かすと痛みがあり、力が入らない状態。昨日の夜に話をして、最終的には今日の朝に話して決めた」と説明した。名古屋場所後には夏巡業が控えているが、田子ノ浦親方は「回復具合を見て。中途半端にさせないようにしたい」と話しており、参加は流動的な状況だ。

 魁聖の診断書は「右上腕二頭筋断裂で約1カ月間の休養加療を要する見込み」との内容だった。休場は2場所連続5度目。5月の夏場所に負傷し、今場所は10日目まで1勝9敗と不振だった。休場により、来場所は十両転落が確実な状況となった。

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