×

寺内、栄井ともに準決勝進出を逃す 飛び込み男子3メートル板飛び込み予選

2019年07月17日 14:27

飛び込み

 【水泳世界選手権 ( 2019年7月16日    韓国・光州 )】 男子3メートル板飛び込み予選で、寺内健(38=ミキハウス)が395・80点で19位、坂井丞(26=ミキハウス)は375・00点の28位で終わり、ともに準決勝進出を逃した。57人が出場し、4時間近くに及んだ長丁場の戦い。シンクロ板飛び込みでペアを組み、20年東京五輪内定1号を決めた2人だが、個人種目では今大会での五輪出場権獲得を逃した。
 寺内は「板の踏み方が今までにないぐらい良くて気持ち良く飛べたが、入水をコントロールしきれなかった」と振り返った。坂井は「いい演技が1本もなかった。シンクロに懸けていた分、気持ちが盛り上がらなかった。五輪で個人種目でメダルを獲るのは簡単ではない。シンクロの方がチャンスはあるし、正直、個人はもういいかなという気持ちもある」と心境を吐露した。五輪本番のシンクロ板飛び込みは出場8組による決勝の一発勝負。日本飛び込み界をけん引する2人が、メダル獲得に向けて今後はシンクロに重点を置いたトレーニングにシフトする可能性もある。

おすすめテーマ

スポーツの2019年07月17日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム