貴景勝、母校でリハビリ 大関復帰へ「筋力アップ」
2019年08月01日 05:30
相撲
秋場所（9月8日初日、両国国技館）で大関から関脇に転落する貴景勝（22）が31日、リハビリのため母校の埼玉栄高を訪れた。右膝痛のため夏巡業は初日から休場したが「患部も少し良くなってきたので、さらに筋力アップしていかないと。片足で自分と相手の体重を支えられるぐらいにならないといけない」と汗を拭った。
膝周辺を中心に下半身を鍛え、低酸素状態にするためマスクをつけてエアロバイクで追い込んだ。「悶々（もんもん）とした思いを胸の中にしまい込んで、それを来場所の起爆剤にしたい」。巡業は全休の見通しで、今月26日の番付発表後から実戦稽古を積む計画。「相撲を取れる体にしないといけない」。10勝以上すれば大関に復帰できる秋場所へ、戦いはもう始まっている。
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