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渋野、67で3差7位発進 6番ダボも巻き返し“しぶこ劇場”開演

2019年10月04日 05:30

ゴルフ

渋野、67で3差7位発進 6番ダボも巻き返し“しぶこ劇場”開演
8番、チップインバーディーに自分もびっくり(撮影・井垣 忠夫) Photo By スポニチ
 【女子ゴルフツアー 日本女子オープン 第1日 ( 2019年10月3日    三重県 白山ヴィレッジGC=6479ヤード、パー72 )】 国内メジャー第3戦が開幕し、渋野日向子(20=RSK山陽放送)が8バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの67で回り、首位と3打差の7位と好発進した。6番でダブルボギーを叩いてイーブンパーまでスコアを落としたが、そこから5つ伸ばす“しぶこ劇場”で上位浮上。史上初となる本格参戦1年目でのメジャー2勝目へ、視界は良好だ。国内メジャー2連勝を目指す畑岡奈紗(20=森ビル)も67で7位につけた。
 ホールアウト後の会見場。渋野は開口一番、好スコアの要因を口にした。「今日は今年一番ってくらい、ショットの調子が良かった。このスコアが出て良かったです」。5アンダーの67で首位と3打差の7位。自信に満ちた表情で何度もうなずいた。

 “しぶこ劇場”と言える、山あり谷ありの初日だった。2アンダーで迎えた6番パー5。残り220ヤード地点から3Wで2オンを狙ったが、左に大きく曲げた。ここでダブルボギーとし、イーブンパーまでスコアを落とすも「ダボはしゃーない」とすぐに切り替えた。

 続く7番でバーディーを奪いバウンスバックすると、8番パー3ではグリーン左奥バンカーから直接カップイン。さらには9番で第2打を木に当ててボギーとしたが、10、11番と再び連続バーディーを奪取。11番パー4では2打目をベタピンに寄せて「一足分くらい。(自分の)26・5センチ!」と豪快に笑った。

 スコアを落としても気持ちを切り替えられた理由は、「今日はショットがいいから前半だし大丈夫」という自信から。知らず知らずのうちに右を向いていたアドレスを、青木翔コーチ(36)からアドバイスを受けて練習日に修正。パーオン率77・78%、フェアウエーキープ率92・86%という数字からもショットの好調ぶりが分かる。

 2日目以降も伸ばし合いは必至。「明日も今日並みのスコアを出さないと。しっかり攻めていきたい」と気合は十分。史上初となる本格参戦1年目での国内メジャー2勝目へ、“しぶこ劇場”が幕を開けた。

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