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村尾三四郎 リオ五輪金のベイカー茉秋下し初V 柔道講道館杯男子90キロ級

2019年11月03日 17:54

柔道

村尾三四郎 リオ五輪金のベイカー茉秋下し初V 柔道講道館杯男子90キロ級
表彰式に臨む村尾(右)とベイカー(左) Photo By スポニチ
 【柔道講道館杯全日本体重別選手権大会最終日 ( 2019年11月3日    千葉ポートアリーナ )】 男子90キロ級決勝で今年の世界選手権男女混合団体3連覇メンバーの村尾三四郎(19=東海大)が、16年リオデジャネイロ五輪金メダルのベイカー茉秋(25=日本中央競馬会)を延長の末、内股で技ありを奪い初優勝を決めた。
 「ここで負けたら次も勝てない。優勝しなきゃいけない大会だった」と振り返る村尾。畳を出るとすぐに、東海大の上水監督と固い握手を交わした。ベイカーとの試合は初めてで「五輪で優勝してるから決して容易な試合ではないと思っていたが、勝ったら自分の方が(五輪出場に)優位になる。集中してできた」と語った。

 同階級の東京五輪代表選考は、世界選手権今年初出場で銀メダルの向翔一郎(23=ALSOK)が最有力候補。「次のGS大阪がもう1個の勝負。五輪に出るのは自分だと思っているから、きょうみたいに競った試合を勝ち切りたい」。19歳の若武者が虎視たんたんと世界切符を狙う。

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