東西の強豪対決はバックスの勝ち アデトクンボは全8戦でダブルダブル

2019年11月07日 15:45

バスケット

東西の強豪対決はバックスの勝ち アデトクンボは全8戦でダブルダブル
ゴール下でシュートに持ち込むバックスのアデトクンボ(AP) Photo By AP
 NBAは6日に各地で9試合を行い、昨季リーグ最多の60勝(22敗)を挙げたバックスは、敵地ロサンゼルスで今季の優勝候補に挙げられているクリッパーズを129―124(前半70―59)で下して6勝2敗。昨季MVPのヤニス・アデトクンボ(27)が38得点、16リバウンド、9アシストを稼いでチームの4連勝に貢献した。
 アデトクンボのダブルダブルは開幕から8戦連続(トリプルダブル1回)で、バックスはロードで5戦4勝。この日はジョージ・ヒル(33)が3点シュートを7本中6本成功させて24得点、カイル・コーバー(38)も4本の3点シュートなどで14得点を稼ぐなどベテラン勢も奮起して得点を重ねた。

 昨季のファイナルでラプターズを初優勝に導いてMVPとなり、オフにクリッパーズに移籍してきたカワイ・レナード(28)は、7日にも試合(対トレイルブレイザーズ)があるために、10月30日のジャズ戦に続いて今季2度目の休養欠場。本来ベンチからスタートするガードのルー・ウィリアムス(33)とフォワード兼センターのモントレズ・ハレル(25)が先発に回り、ともに34得点を稼いだもののホームでは今季5戦目で初黒星を喫した。

 クリッパーズは3敗のうち2敗がレナード欠場時の試合。脚に故障を抱える同選手は今後も2日連続の試合ではどちらかの出場を見合わせる可能性があり、レナード不在時の試合をどう乗り切っていくのかが今後のカギになりそうだ。

 ロケッツは地元ヒューストンでウォリアーズを129―112(前半63―52)で振り切って5勝3敗。ジェームズ・ハーデン(30)は今季低調だった3点シュートを16本中6本成功させて36得点をマークした。

 ハーデンは10月30日のウィザーズ戦での59得点を記録しており、開幕8戦終了時点で計292得点を記録。これは303得点を稼いだ1988年のマイケル・ジョーダン(ブルズ)以来の量産ペースとなっている。

 <6日の結果>

*ペイサーズ(4勝4敗)121―106ウィザーズ(2勝5敗)
*ピストンズ(4勝5敗)122―102ニックス(1勝7敗)
*ロケッツ(5勝3敗)129―122ウォリアーズ(2勝6敗)
ブルズ(3勝6敗)113―93*ホークス(3勝4敗)
*ラプターズ(5勝2敗)124―120キングス(2勝6敗)
*グリズリーズ(2勝5敗)137―121ティンバーウルブス(4勝3敗)
*マーベリクス(5勝2敗)107―106マジック(2勝6敗)
*ジャズ(5勝3敗)106―104 76ers(5勝2敗)
バックス(6勝2敗)129―124*クリッパーズ(5勝3敗)

 *はホームチーム

この記事のフォト

おすすめテーマ

2019年11月07日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム