稀勢の里杯、延期 選手が負傷した場合の保障に不備 荒磯親方「準備不足」

2019年12月01日 05:30

相撲

稀勢の里杯、延期 選手が負傷した場合の保障に不備 荒磯親方「準備不足」
千葉市の商業施設でトークショーを行った荒磯親方(左から2人目)ら Photo By スポニチ
 大相撲の荒磯親方(元横綱・稀勢の里)は30日、自身が大会長を務める高校相撲の大会「稀勢の里ウィンターカップ」が来年以降に延期となったことを明かした。12月23日に両国国技館で開催予定だった。11月7日に開催を発表したが、準備期間が短かったこともあり、選手が負傷した場合の保障などが万全ではなく延期を決断した。平日開催のため出場に支障のある学校もあったという。
 千葉市の商業施設でのトークショーに参加した荒磯親方は「発表してからこのようになってしまい残念。自分がケガをして(現役生活が)終わってしまったが、高校生がケガをすることを考えなかった。準備不足。認識不足」と説明。「次は支障のないようにやっていきたい」と改めて開催に向けて準備を進めていく。

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